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2006.07.27 Thursday

8700万円支払いで和解…フラッシュメモリー裁判

 携帯電話やデジタルカメラに使われる記録媒体のフラッシュメモリーを発明した東芝元社員で、東北大電気通信研究所の舛岡富士雄教授(63)が同社に特許権の譲渡対価の一部として約11億円の支払いを求めた訴訟は27日、東芝が和解金8700万円を支払うことを条件に東京地裁(設楽隆一裁判長)で和解が成立した。

 訴えによると、舛岡教授は東芝在職中の昭和55年と62年、2種類のフラッシュメモリーを発明。東芝は計41件の特許を出願し、認められた。同教授は在職中に年数10万円、平成6年の退職後は計約600万円の報酬を受け取ったが、特許で東芝が得た利益は200億円を下らないと指摘。対価は80億円と主張していた。東芝側は「支払う必要はない」と反論し争ったが、今月19日に裁判長が和解勧告していた。

 フラッシュメモリーは、電源を切ってもデータが消えないなどの特長を持つ半導体記憶装置。消費電力が小さく、パソコンやデジタルカメラ、携帯音楽プレーヤーなど広く使われている。

 発明の対価訴訟では昨年1月、青色発光ダイオードをめぐり日亜化学工業が元社員の中村修二氏に過去最高額の8億4000万円を支払うことで東京高裁で和解した。

ZAKZAK 2006/07/27

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