<< 「親と同居」3分の1 30代前半女性、10ポイント増 | main | Googleの第2四半期、検索業界への不安を払拭する好決算 >>

2006.07.22 Saturday

感情を2文字で表現する「2文字族」が増殖中 - 韓国

長い言葉を話しやすいように省略することで、新しい言葉が生まれることは多々あるが、韓国では最近インターネットを中心としてこの現象が顕著となっている。

SK Communications 研究所(SKC研究所)は「下半期、どんな造語が登場するのか?」と題し、2006年下半期にインターネットでどのようなトレンドが現れるのかを予測した結果を発表した。ここで様々なトレンドが提示される中、とくに注目を浴びているのが「2文字族」だ。

SKC研究所によると2文字族は「擬態語・擬声語中心の感情表現や、単語の前半部分を残して省略する言葉」を使う人のことで、感情や状況を全て2文字で表現する。

2文字族の中心をなしているのは、やはり10代の少年少女や大学生などの若者だ。彼らの日常的な意思疎通の手段となっているミニホームページやメッセンジャー、掲示板などを通じて、この省略語は広まっているようだ。

特徴である単語の短さを最大限に活かせるのがチャット。オンラインゲーム中にチャットするのはよくあることだが、よりスピーディな会話を楽しむために、省略語が多いに活用されている。

さらに本来の言葉を省略することで、これまで聞いたことのないような面白い響きの言葉が生み出される点も、若者を引き付ける要因のようだ。

それでは実際に、「アンスプ」、「センオル」、「フンナム」の3つを例にとり、2文字族による造語を解説してみよう。

「アンスプ」は元々「アングエ スプキガ キイダ」と発音する言葉。「目が湿る」という言葉の短縮で、「悲しい」を意味している。「センオル」は「セン オルグル」の短縮で、「すっぴん」という言葉の短縮語。「フンナム」は「フンフンハン ナムジャ」の短縮で、「温かみのある(憎めない)男性」という言葉の短縮語となっている。

こうした現象を会社員の男性(28歳)にどう思うか聞いてみたところ、「私自身、大学生の後輩から数週間前に聞いて初めて知った単語。でも最近はテレビのお笑い番組でも耳にするので、流行も勉強しないと笑いを共有できない」と語っていた。

この男性が語っているように、短縮語はインターネットの世界を飛び出し、テレビや携帯電話のメッセージなどでも利用されるようになっている。

SKC研究所では「2文字族の増加は、インパクトが強くて簡潔な表現を求める傾向がある若者たちの特徴を反映しているもの」と分析している。

同社ではこのほかにも、最近のトレンドとして様々なネティズンの傾向を分類している。最近ユーザが直接撮った動画を編集・公開できるサービスが韓国でも人気だが、これに夢中になる「Rec族(録画族)」、ミニホームページなどで自分の作品や特技を披露することで、プロのようにお金をもうける「プロチュア(プロフェッショナル + アマチュア)」などは、全て最近のインターネットの流行と連動した言葉だ。

2文字族は中でも若者に多い傾向だが、こうした「大人には理解不能」な部分も、省略語の楽しみなのかもしれない。

関連記事
人気記事
最新記事

Trackback URL



Comments

Comment form




探し物は見つかりましたか?
Google
 
Web tamecom.org

Recent Trackbacks