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2006.07.18 Tuesday

イラク派遣陸自部隊、クウェートへ撤収完了

 イラク南部サマワで復興支援活動を続けてきた陸上自衛隊の最終部隊約220人が17日昼(日本時間同日夜)、空路でクウェートに到着した。戦闘状態が続くイラクへの部隊派遣をめぐり国論を二分したまま、04年1月から活動を始めていた陸自部隊の撤収が完了したことになる。一方、航空自衛隊は今後、C130輸送機による多国籍軍や国連物資などの輸送活動の範囲を首都バグダッドや北部アルビルにも拡大する。

 隊員は16日夜(同17日未明)、サマワ宿営地を出発。イラク南部のタリル飛行場から、航空自衛隊のC130輸送機でクウェートのアリ・アルサレム空軍基地に到着、額賀防衛庁長官の出迎えを受けた。

 最後の派遣部隊となった第10次イラク復興支援群の山中敏弘群長は到着後、報道陣に対し「全員が戻って来られてうれしい。復興支援が現地で高く評価されたことを誇りに思う」と述べた。

 6月20日の撤収命令を受け、同25日から日本へ持ち帰る車両や資材の宿営地からの輸送が始まった。さらに、7月7日の第1波約30人を皮切りに、順次、隊員のクウェートへの移動が続いていた。

 防衛庁によると、陸自は2年半で延べ約5500人の隊員を派遣。延べ1189万人分の給水、学校など公共施設約130カ所の復旧・整備、270回以上の医療支援を実施したという。

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