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2006.07.15 Saturday

スイス・アイガーで大規模な崩落 温暖化で氷河後退?

 スイス中部の同国を代表する山、アイガーで13日夜(日本時間14日未明)、大規模な山肌の崩落があった。地元報道によると、舞い上がった土ぼこりがグリンデルワルト氷河渓谷やふもとのグリンデルワルトの町を数時間にわたって覆ったが、けが人や建物の被害はなかった。氷河の一部が解けて、岩壁がゆるんだのが原因と指摘されている。

 ニュース専門のインターネットサイト、スイスインフォによると、崩落が起きたのはアイガー東壁。崩れ落ちた岩の量は約40万立方メートルにのぼった。山腹に長さ約250メートルの亀裂が入っているのが先月見つかり、立ち入り禁止などの措置がとられていた。今回の崩落は亀裂による危険域の2割程度で、今後、残りの岩が崩れる可能性が高い。

 専門家は、グリンデルワルト氷河が解け始めているために岩と岩の間にすき間ができて崩落につながったとみている。チューリヒ大学の研究者は氷河の縮小は地球温暖化が原因だと指摘している。

 アイガーは標高3970メートル。北壁はアルプス有数の難ルートとして知られる。

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